カテゴリ:好きな作品紹介( 1 )
今日はTRPGゲーマーなら一度は目を通して欲しいと思う名著の御紹介。
『粋なゲーマー養成講座』(著者:朱鷺田祐介)
世間的にどうもあまり目立った話は聞かないのですが、これははっきり言って傑作だと思います。
決して分量は多くないし、読みやすいし、面白い。
そして時間がたって読み返すたびに、新しい発見をしたり、忘れかけた昔の気持ちを思い出させてくれたり、見失いそうなものを気付かせてくれたりします。
ゲームデザイナーである以前にベテランゲーマーである朱鷺田さんの経験と識見が粋が詰まった素晴らしい一作……だと思うんですが、誉めすぎかなぁ。
ただ、入手困難でも知りません(笑)
『ルーンクエスト』 基本ルールブック&上級ルールブック
はい、ルールブックです。でも是非これだけは紹介しておきたかった。
TRPGのルール、システムとはどうあるべきか──その「答えのうちの1つ」を実現した、素晴らしいルールブックだと思います。
ルーンクエストのシステムは、その「世界」を表現しています。……と思います僕は。
凄いんですよとにかく、その描写が。数字を使った描写とでも言いましょうか。
特に上級ルールブックの祈祷師になるためのプロセスなどは感動を覚えました。──悪なる男のPOWがさんじゅう……え、いくつだって?
ただ難としては極めて入手が困難であろうということですか。
僕も基本ルールブックは自分で持っているんですが、上級は某関取氏のものを借用している次第。……彼の蔵書もなかなか謎が多いよなぁ。
潜水艦で見つけたとき、確かプレミア入って軽く5桁はしていたように思います。
でもお金があるときだったら、新品上級ルルブ1万以上しても買ってしまいそうだ。一生モノだからなぁ。
というわけで持っている人がいたら借りて読みましょう(笑)