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Stray thoughts

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随想。あるいは道に迷った思考。

[ソードワールド2.0]続・防御力選手権

 前回注釈。
 ソードワールド2.0において防護点重視型のキャラクターが弱い、という結論が出たわけではありません。
 防護点重視型も特化すれば、期待値計算上も高い防御力を誇るようになります。
 例えばチェインメイル+ラウンドシールド+《防具習熟》+【ビートルスキン】+リルドラケンで防護点11あれば、戦闘技能がなかったとしても(回避力:-1)、対ゴブリン被ダメージ期待値は、10/36×33/36=0.25となります。
 中途半端では大した威力を発揮しないのが、SW2.0の防護点の特色と言えるでしょう。
 前衛で回避を捨てるならば、注ぎ込めるリソース(両手の用途、戦闘特技、錬技など)の2/3以上は防御に割くことを想定したほうが賢明と思われます。

 さて、次。ボスとの勝負を考えてみます。
 ボスの選抜は4レベルのモンスターの中から、独断と偏見による厳正なる審査の結果、山賊の首領が選ばれました。
 計算方式はゴブリンの場合と同じです。ただし、ボスであることを考慮してGMが命中判定のダイスを振る場合の命中率を用います。
 ( )内は《全力攻撃》を使用した場合のダメージです。

 ・人間の戦士……10(14)×65.97%=6.60(9.24)
 ・人間の妖精使い……12(16)×55.48%=6.66(8.88)
 ・ドワーフの神官戦士……8(12)×82.56%=6.60(9.90)
 ・ナイトメアの魔法拳士/ルーンフォークの拳闘士……14(18)×44.37%=6.21(7.99)
 ・リルドラケンの練体士……8(12)×65.97%=5.28(7.92)
 ・人間の騎手……11(15)×55.48%=6.10(8.32)
 ・ナイトメアの神官戦士……9(13)×65.97%=5.94(8.58)
 ・グラスランナーの軽戦士……12(16)×44.37%=5.32(7.10)

 順位が入れ替わっていることもさることながら、面白いのは、対ゴブリンのときよりも各選手の差が大幅に縮まっていることです。
 対ゴブリンでは、首位のグラスランナーの軽戦士と最下位のドワーフの神官戦士との間で、同じ前衛にもかかわらず被ダメージ期待値に3倍以上もの差があったのに対し、こちらでは1.25~1.4倍程度の差に収まっているのです。

 もちろん、もっと極端な数値のキャラクターを作れば、この安定性も崩れてしまいます。
 例えば、敏捷度ボーナス+3/フェンサー3/《防具習熟/非金属鎧》&《回避行動》/アラミドコート&バックラー/【ガゼルフット】で防護点3・回避力10のキャラクターであれば、11(15)×11.88%=1.31(1.78)です。
 特殊攻撃主体のボスが出てきた瞬間に(´・ω・`)となる運命のキャラですが。

 特化は用法・用量を守って正しくお使いください。
by ikapon24 | 2008-12-20 12:24 | ソードワールド