雷句誠の小学館訴訟関連を読んで
祟り殺し編で圭一が走ったのと同じ種類の。
僕がときどき取り憑かれるのと同じ種類の。
一つの気持ちが爆発的に膨れ上がって、それが行動に移されたときの状態。
何かを「許せない」と感じたときの暴走性。
自分のみの被害であれば、ここまで気持ちは爆発しない。
同じ被害を、ほかの人が受ける(今後も受け続ける)ことを認識して初めて、行動に移すに足る動機が完成する。
いわゆる正義感が強い人間っていうのは、他者が絡んでしまうと、往々にして客観的な判断ができなくなってしまうものだ……と思う。
>さらに自分より若い新人の漫画家は、 「雷句誠がこの金額で納得して、君が文句を言うのはおかしいだろ?」 と、何も言えなくしてしまう事も出来るのです。それだけは絶対に防がなくては行けません。
多分、この辺の認識が、今件の一番のポイントなんだろうと思う。