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Stray thoughts

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随想。あるいは道に迷った思考。

[TRPG]口プロレスの極致

 こんな面白いシナリオを考えたんだ。

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 舞台は現代日本。
 PCたちはみな、何の特殊能力も持たない、ただの日本人。社会人でも良いし、高校生でも良いし、ニートでも良い。
 そんなPCたちはある日、莫大な金(100億円とか1兆円ぐらい)を発見すると同時に、現代社会の闇に潜む秘密結社の、重大な秘密を知ってしまう。
 秘密結社は、重大な秘密を知ってしまったPCたちの命を、ひっそりと消し去ろうとするだろう。

 PCたちは、この莫大な金を使って、何をしてもよい。

 なお、このセッションには既存のいかなるゲームシステムも使用しない。
 GMは自らの持つ常識を用いて、PCの行動の結果を判断すること。
 ただし、GMは必要であれば、1d6または2d6を用い、GMが設定した目標値以上の目が出たら成功するという上方ロールによる判定を指示しても良い。

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 こんなの。
 『東のエデンRPG』と題しても良いのだけど、ノーブリスオブリージュを要求されてないからちょっと違う。

 さてこのシナリオ、一見面白そうなのだが(というかPLとしては是非やってみたいのだが)、このシナリオのGMをやれと言われたら僕は「お断りだ!」と言う。
 だってうまくマスタリングできる自信が微塵もないもの。
 このシナリオを適切に運営するには、GMの常識能力が、PL全員の常識能力をあらゆる面で上回っている必要性があると思う。

 で、まあそれでももし仮に僕がGMをやることになったとしたら、確信的に「それはおかしい」「間違っている」と断言できること以外に関しては、プレイヤーフレンドリー的な判断を連発することになるだろうと思う。
 一方で、それはどうなのかなーとも思う。
 強く主張したモン勝ちみたいな状態になるのは、PLとしてもGMとしても嫌いだ。口プロレスゲームの一番嫌なところ。
 だから、きちんとルールの制定されたゲームに寄るのだけど、一方でそれはルールの制定された範囲でしかゲームができないということで、発想の広がりが生み出す躍動的な面白さに欠けてしまう。

 まぁしかし、適切に運営できれば、絶対面白そうだと思うんだよね、この手のシナリオは。
 この辺、ジレンマよねぇ。
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by ikapon24 | 2011-06-09 15:55 | TRPG論考