クリスタニアRPGがすごく素敵なシステムに思えてくるときがある。
ウォーリアが命中判定で50~60%しかない危うさだとか、クリティカルすると装甲値を引く前のダメージが2倍になる無茶っぷり(それもHPと武器ダメージと防具の防御力のバランスが絶妙!)だとか…
なんか、ダイスを振るときにぞくぞくする感じ。生命力0でいきなり死亡判定(成功率30%ぐらい)突入だしな!
アリアンロッドばかりやっていると、そういうものが恋しくなったりする。
ダイスを振るときのドキドキ感が足りないよね!
いや、そうなるようにキャラクター作ってるし、戦術組んでるんだけどさ。
そして最近、キャラクター作成にランダム要素(ダイス)を介するゲームが、それはそれで面白い気がしてきた。
昔はもう、ランダム要素ナシのリソース割り振り式キャラクター作成が大好きで、そっちのほうがもう掛け値なしに優れていると思っていたぐらいだけど、一周回って戻ってきた感じ。
3D6を7回ぐらい振って能力値を決めると、そのキャラクターは(奇跡的確率を振りなおさない限り)もう二度と生まれないから。
この世に生を受けた、大切な俺だけのキャラって感じがして好き。
3D6を複数回振って、好きな能力値に割り振るとかは邪道だね(クリスタニアはこの型だけど)
やっぱ上から順に振っていかないと。
変に知力の高いウォーリアとか、そういうのが生まれるから面白いのになぁ。
振りなおしはいいよ、振りなおしは。
D&Dの前書きか何かで安田さんが言ってたと思うんだけど、やっぱそいつと長く付き合うんだから、それなりに満足のできるキャラクターを作ったほうがいい。
ただし全部の能力値について振りなおさんといかん。所持金とか、あるなら出自とかも一緒に振っておいたほうがいいね。
要は複数人の候補者の中から選ぶわけさ。
俺がGMなら20回ぐらいまでは振りなおし許可するかな(笑)
そのぐらい振れば、どんなに運が悪くても、まともに優秀そうなキャラが3~5人ぐらいはできるだろうから。
ただし、振りなおしたらもう、その前に振ったやつは使えないことにする。
どのぐらい良い目が出たときにストップするかが、プレイヤーの決断力の見せ所ってやつで。
で、その変にデコボコした人間に、「クラス」という名の塗料を上からドバッとかけると。
これがまたたまらん。
ウォーリア選んだらもうほとんどウォーリアでしかないんだけど、ほんのちょっとだけそいつ個人の「らしさ」が出ている感じ?
わかんねーかなー、この、なんつーか、そんな感じが。
わかんねーだろうなー(笑)
まあ、それこそ1%単位の差が出せるd100だからこそできる芸当よね。
d100萌えー。
しかし、クリスタニアRPGのルールブック見るたびに思うんだけど……なんだろうねこの、変に曖昧な記述の目立つルールブックは(--;
わざとこういう書き方してると思うんだけど、アリアンロッドに慣れた今見ると、気持ち悪いのなんのって。