ところでキミたち(24)
俺の(常人のそれから酷く外れた場所にある)ストライクゾーンに複数キャラが突撃してくるなんて、そうそうできることじゃねぇぞ。
おそるべしは、きくたけ……きくたけ先生とお呼びしてよろしいでしょうか?
無論、師匠的な意味で。
この記事は(1)から読み始めておくれよ。
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これは、キミが地下に向かい、(22)で選択肢1を選んだ場合の結果だ。
キミはすかさず、その男に切りかかる。
しかし、男はさほど狼狽しなかった。
弾かれたように動き、すぐさま戦闘態勢を整え、キミを迎え撃つ。訓練された戦士の動きだ。
しかも──キミは切りかかる瞬間に、確かに見た。
その男が、心底楽しそうに、獰猛な笑みを浮かべたのを。
まるで、こういうのを待っていたと言わんばかりに、だ…
剣士×1と戦闘を行なうこと。
キミが最初に攻撃を行ない、次に剣士の攻撃になる(そして最後に村人)。以後はその順番で交互に行動すること。特に不意討ちのボーナスなどは与えられない。
なお、狭い通路での戦いなので、村人を戦わせる場合は同時には1人しか戦闘に参加することができない。
剣士
HP:6 攻撃:ロングソード(ダメージ1D6+1) 命中値:11 回避値:2 防御力:0
剣士は2つの特殊能力を持っている。
1つは「必殺剣」。
剣士の攻撃の命中判定で、振ったD20の出目が1~3だったとき、その攻撃で与えるダメージを+1D6する。
(つまり、ロングソードによるダメージが2D6+1になる)
もう1つは「見切り」。
剣士が何らかのダメージに晒されそうになったとき(攻撃が命中した、ファイアボルトを受けた、など)ダメージを決定する前に1D6を振る。
この1D6の出目が5か6だった場合、剣士はまるでキミのやり方を予知していたような奇妙な動きを見せ、そのダメージを回避してしまう──それがファイアボルトの魔法のような、本来絶対に命中するはずの攻撃であっても、だ。
なお剣士は、村人が一緒にいても、村人は無視して必ずキミに攻撃を仕掛ける。
どうやら、彼はキミにしか興味がないようだ…