[トランプアリアン]基本ルール
基本的にはほぼアリアンロッド準拠。
行為判定
基本はN◎VAのパクリ。
各プレイヤーは4枚のカードを手札とする。
判定は手札から任意の1枚を出す。もしくは、運任せに山札から1枚めくって出してもよい。
カードのスートに対応する能力値(筋力:ハート/敏捷:クラブ/知力:スペード/精神:ダイヤ)に、カードのナンバーを加えたものが判定の達成値になる(例えば、魔術判定の達成値を出す場合でも、ハートのカードを出した場合、達成値に加える能力値は【筋力】になる)。
絵札のナンバーは、J=11、Q=12、K=13、A=15として扱う。
クリティカル
行為判定で、スートに関わらず、Aを出すとその判定は[クリティカル]となる。
クリティカルすると、目標値に関係なく行為判定の結果は自動的に成功となる。
[対決]であれば、相手が同じく[クリティカル]しない限り、自動的に勝利となる。[対決]で両者とも[クリティカル]したら、防御側の勝利となる。
もし、何らかの効果でAを出しても[クリティカル]しない場合、通常どおり[ナンバー]が「15」のカードとして扱うこと。
スキルタイプ
スキルには「単独」「付加」「常時」の三種類のタイプがある。
「単独」タイプのスキルは、それが単独のアクションとして行なわれるスキルである。同じ「タイミング」において、別の単独タイプのスキルや行動と組み合わせることができない。例えば《ファイアボルト》と《エアリアルスラッシュ》はともに「タイプ:単独」「タイミング:メジャーアクション」のスキルなので、1回のメジャーアクションでこの2つのスキルを組み合わせて使うことはできない。
一方、「付加」タイプのスキルは、単独タイプのスキルや行動に組み合わせることで、ベースとなる行動の効果を変化させるスキルである。例えば《ブランディッシュ》と《フェイント》はともに[白兵攻撃]の命中判定に組み合わせて使用する付加スキルであり、1回の[白兵攻撃]に対して、これらを同時に組み合わせて使用することが可能である。
「常時」タイプのスキルは、『アリアンロッド』の「タイミング:パッシブ」に相当する。
スキルのスート
スキルにはスートを持つものと持たないものがある。
スートが「あり」のスキルを1レベルで取得したとき、プレイヤーは任意のスートを1つ選択する。以後SLが1上昇するごとに、対応するスートを1つずつ増やす。
スートを持つスキルは、該当するカードのスートがスキルのスートに合致していないと効果を発揮しない(失敗する)。
一方、スートが「なし」のスキルは、カードのスートに関係なく、スキルの使用を宣言してコストを支払えば効果を発揮する。
スキルの最大レベル
スキルの最大レベルは、特記がなければ4レベルとする。
ダメージチェック
攻撃が命中した後、ダメージを決定する処理を[ダメージチェック]と呼ぶ。
通常、攻撃側と防御側がそれぞれ1枚ずつカードを出す。
○武器攻撃(物理ダメージ)
攻撃側……[武器の攻撃力]+【筋力】+[スキル修正]+[カードのナンバー]
防御側……[物理防御力]+[カードのナンバー]
○魔法攻撃(魔法ダメージ)
攻撃側……[魔法の攻撃力]+【知力】+[スキル修正]+[カードのナンバー]
防御側……[魔法防御力]+[カードのナンバー]
☆[HPダメージ]=[攻撃側]-[防御側]
奥義
ウォーリア、アコライト、メイジ、シーフのスキルには[奥義]と記述された特殊なスキルがある。
[奥義]は、キャラクターの[メインクラス]と[サポートクラス]が同一のクラスであるときのみ取得できる。
移動力
キャラクターの【移動力】は、能力値に関係なく、基本は[10m]となる。
これにスキルや装備(乗物)による修正が加えられる。