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Stray thoughts

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随想。あるいは道に迷った思考。

『出会って1分で相手の心をつかみなさい』読了

 注意:なんか書いてたら鬱話になりました。




 んー、なんか、よく分からんが。
 ウマが合わない本でした。

 良書か悪書かと聞かれれば、良書と答える。
 書かれていることは正しいと思う。

 でもなんだろうね。
 頭に入ってこない、というか。

 そもそも理想としているものが、著者と自分とでは決定的に異なっている。


 まずこの本を読もうと思った動機が、自分のコミュニケーション能力の低さを改善できればいいなーと思ったからなんだけど……
 確かにこの本の言うとおりのコミュニケーションのとり方をすれば、今よりも、人から認められるようにはなるだろう。
 社会的な成功も、あわよくばうまくいくかもしれない。

 しかし、そのイメージは、僕の求めている「よりよい自分のあり方」とはまったく違う方向を歩いている。

 著者の言うような成功を収めることに、魅力を感じない。
 著者の言うような方法を実践することに、大きな心的ストレスを感じる。


 致命的に、心の形が合わねぇんだなと思った。


 それと同時に、この著者のようなタイプの人間が、社会的に認められ、成功するというのもよく分かった。
 それと比べると、自分はどうしても世捨て人なんだなとも感じた。

 社会的に「こうあるべき」という姿が、自分にとって違和感があり、受け容れがたいものであり、苦痛である。
 これをおそらく真実であろうと認識してしまうと、絶望するか、別の何らかの理論武装によって自身を肯定して心の平穏を保つぐらいしか選択肢がなくなるわけか。

 なるほど。社会病理を生み出すのは、確かに社会構造そのものだわな。
 社会の「こうあるべき」についていけない人間が悪い、か……なんか学校における「不良」に似てるな。


 こんな引用がされていた。

 「おしゃれをしない人間は、泥棒より醜いと思います」

 僕はそんなことを言う人のほうがよっぽど醜いと思います。




 ……こういうことを書くと、普通の人は、「こいつとはあまり付き合いたくねぇな」と思うんだろうなぁ。
 ただね、どうしようもなくそういう風になってしまう心の形をした人っていうのも、世の中にはいるんだってことを、「常識人」や「多数派」には分かってほしいんだよな。
 そのことを非難するのは、相手の存在そのものを否定するにも等しい、心無い行為だってことをね。



 さて。

 前向きに生きよう。
 泣いても笑っても明日は来るんだし。だったら笑っていたほうが幸せだよね。

 笑いながら、解決しなければならない問題を解決するには、どうしたらいいのかな……
 解決法を考えると沈むんだよな。考えないわけにもいかんしな。直観で動くか?
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by ikapon24 | 2007-03-13 03:45 | 日常