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Stray thoughts

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随想。あるいは道に迷った思考。

正論について本気出して考えてみたら

 最近、「正論」という言葉について考えることがある。
 よく使われる言葉だが、そもそも「正論」って何だろう。

 字面から判断すれば、それは「正しい」「論理」なのだろう。
 論理的に正しいということは、ある複数の前提から結論を導き出す、その筋道が間違っていないことを意味するだけだ。

 例えば最近、創作について語り合っているときに、「面白いは正義だ」みたいなことをよく言う。
 というわけで、これを前提1と置き、もう1つの前提と合わせて、三段論法を作ってみる。

 前提1:面白いは正義だ
 前提2:弱い者いじめは面白い
 結論:弱い者いじめは正義だ

 
 さて、この三段論法は、論理的に正しいだろうか?
 イエス。論理的には間違っていない。2つの前提から正しく導き出される結論だ。──少なくとも、言葉面だけ見れば。
 前提がそもそもおかしいかどうかなんてのは、また別の話になる。
 これが論理的に正しいということだ。

 では次。
 この結論は「正論」だろうか?


 困ったときは広辞苑。
 レッツ、字引き♪

 せい-ろん【正論】
  道理にかなった議論。


 ……うん? 道理?

 どう-り【道理】
  ①物事のそうあるべきすじみち。ことわり。
  ②人の行うべき正しい道。道義。


 あー……。
 そっか、字面に騙されていた。

 正論って、論理の話じゃないんだな。
 正論の「正」は、正義の「正」と似ているのかも。

 そんなことが面白く感じたので、ご報告。
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by ikapon24 | 2011-05-28 02:52 | 日常