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Stray thoughts

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随想。あるいは道に迷った思考。

渋谷ではたらく社長の告白

 という本など読んでみました。

 ……なんだろうね、人生の価値観ややり方が自分とは180度違うですよこの人。
 やる気とはったりとハードワークとで夢をかなえるためには手段を選ばず邁進するその姿は、いっそ清々しくもあるんですが……いずれまた失敗しそうだなぁこの人(^^;


 人は何か大きな夢を持つべきだ、というような論調をときどき見ますけど。
 僕はあれ基本的には嫌いなんですが、ひょっとしたらそれって、1つの幸せの哲学なのかもしれないなぁなどと思ってみたりもしました。
 何か1つの夢中になれる目標があれば、それに向かって賢明に進んでいる時間ってすごく楽しい。しかもその目標は、大きくて遠くて実現までの道のりが長ければ長いほど楽しい時間は長くなる……そういう寸法。

 この藤田社長という人、別にお金持ちになりたかったわけじゃなく、「(ソニーやホンダのような)21世紀を代表する会社をつくる」という夢のためにずっと突き進んでいて。
 その間は仮にハードワークであっても本当に楽しかったんだろうなぁと読んでいるだけで想像できます。
 ……いや、これって定期更新RPGで例えれば「イチバンチャン」なわけですが(笑)
 それが本人にとって楽しい限りにおいて(ほかの人に迷惑をかけたということを差っ引けば)、赤字が出ようが何だろうが、会社が大きくなっていくことは善いことなんだろうなぁと漠然と思ってみたりしました。

 いや、金持ちになりたいわけでもないのに、危ない橋を渡って起業する意味はあるんかなぁと思ったので。
 所詮、自分の実力を試してみたいだけとか、目立ちたいだけとか、そんな、言葉に直してしまうと「下らない」「低俗」と評価される目的だって、それを目指す過程が楽しければいいんだよね別に。他人から悪く言われる筋合いはない……はず。


 夢だ何だというと大仰に聞こえますが、例えて言うなら人生これ大きなゲーム盤なのでは?とか。
 僕は一時期、定期更新RPGの『Final Crest』が楽しくてしょうがない時期があって、そういうときっていうのは、もう寝ても覚めてもそれのことで頭が埋まってしまうわけですよ。
 もしあれが人生というゲームだったら、この情熱なし人間にも、週110時間労働を楽しむことだってできるんだろうなぁとかも思ったりして。

 ただ、何やっても飽きっぽいのが困りもので。
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by ikapon24 | 2005-07-14 18:46 | 日常