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Stray thoughts

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随想。あるいは道に迷った思考。

世界樹とエルミナージュ

 エルミナージュWikiのよくある質問のところに「世界樹の迷宮シリーズと比べてどうですか?」という質問があって、それに対するアンサーは「3DダンジョンのRPGであるということ以外に特に共通点はありません」となっている。
 なるほど、言い得て妙だ。

 世界樹がそもそも、万人受けするゲームではないと言われている。
 しかしエルミナージュをやっていると、世界樹もまだまだぬるいなと思えてくる。

 「ぬるい」というのは、ゲームバランスの話ではない。
 ゲームの難易度で言えば、どちらも似たり寄ったり、かな?

 じゃあどこが、と言えば、プレイヤーに対する突き放しっぷりがだ。

 世界樹は何だかんだで、デザイナーに良く管理されたゲームだと思う。
 ひどい仕掛けや敵の強さに驚かされることはあれ、理不尽さ、不愉快さを感じることはあまりないように、注意深く作られている気がする。

 一方エルミナージュはと言えば、基本「投げっぱなし」スタイルのように見える。
 デザイナーに、およそゲームを管理するつもりがない。
 舞台は用意したから好きに遊んでよって言われる。
 管理されるゲームに飽き飽きな人にはお勧めだ。

 んでまあ、だからもうなんか色々とメチャメチャなことが起きる。
 ゲームがプレイヤーに合わせるんじゃなくて、プレイヤーがゲームに合わせないといけない。

 ……こう書くと当たり前のことのようだが、今のクレーム上等不満発露主義社会に生きる日本人ゲーマーたちは、そんな当たり前のことも忘れているんじゃないだろうか。
 曰く、「このゲームはここが良くない」「改善するべき」。
 ああ、自分で言っていて耳が痛い。
 そのゲームをありのままの姿で受け入れようとする姿勢を、僕らはどこに投げ捨ててきたんだろうか。 


 というわけで、イルドラハ寺院には今日も多額の寄付が寄せられます。
 死体を量産するうちのパーティから。
 坊主丸儲け。
 シスター・ミゼは溜息をこぼしながら、お金で買えない幸せについて考察し始めている頃かもしれません。
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by ikapon24 | 2010-09-18 14:10 | 日常