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Stray thoughts

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随想。あるいは道に迷った思考。

7月3日は東京都議会議員の投票日です

 行ってませんけども。
 ……適当に書いてから思う。これ読む必要ないです。だるいから(ぉぃ)

 昔っから、みなさん選挙に行きましょう、ちゃんと投票しましょうと言われて、僕は不思議でならないのです。
 なんで「選挙にはちゃんと行くべし」って言われるんでしょう?
 政治学の基礎を一通り学んでも、これはいまだに謎のままです。
 オーストラリアだかニュージーランドだか、投票が義務化していて、サボったら罰金取られるような国もあるらしいですが……まあそっちはいろいろと文化や政情が違うでしょうから何とも言えないですけど。

 少し前の「クニミツの政」では、一般層の投票が多くなれば組織票が薄まるから公明正大な選挙になるとか言っておりました。
 よって「くだらない理由」(作中でしっかりこう言われてました)で投票に行かないのは、現状を肯定しているのと一緒、と無投票層を批難しておったわけですが(もちろんキャラに喋らせているのですけど)
 確かに総票数=分母が大きくなれば組織票が薄まるのは確かでしょうが……待ってください。
 なぜ「無投票層が現状の否定を望んでいることが前提になっている」んでしょう。
 これって逆に言えば、現状肯定なら投票に行かなくてもいいという話になります。

 また逆に、総票数=分母が小さいのであれば、突然謎の大量票が出てきた場合に選挙結果を覆す可能性だって大きくなるんじゃないかなーと思うわけです。例えば人権擁護法案反対とか。
 つまり現在の政治権力の基盤は、普段の投票率が低いほど不安定になる。これは上のクニミツの政・理論が言っているのとまったく逆の現象になります。

 だいたい支持政党を決めるというならともかく、都議会議員選挙って、基本的には完全に「人」を選ぶわけでしょう。
 そいつの人柄だとか、信用できるか否かだなんて、はっきり言ってちょいと演説聞いたぐらいで分かるはずがないんです。
 人を見極めるには最低でも2~3時間ぐらいは面と向かって話さないと無理かと。相手が自分の本性を隠そうとするならなおさらです。
 いきなり見ず知らずの人が何人か出てきて、この中からあなたの意志を委ねるあなたの代理人を決めてくださいったって、そりゃあ無理な話です。
 ランダムで決めて投票することに積極的な意義があるんでしょうか。
 有権者の心証操作の巧い候補者が勝っちゃうだけな気がするんですけど。
 僕もね、もし投票しに行くんだったら、ポスター見た印象だけで、須藤なんちゃらいう若いのに入れそうだったし。

 普段から一緒に付き合っているサークル仲間から1人代表者を出せとか言うなら、まあ選ぶ人たちはそいつのこと知ってますし直接いろいろと働きかけもできますから、代表民主制もある程度は正常に機能しうるんでしょうが。

 さて、ダウンズという政治学者(経済学者だったっけ?)は、合理的な有権者は自分の効用が最大になるように投票行動をすると主張します。
 さてでは、情報の不足により、自分が誰に投票すれば自分にとってプラスになるか、あるいはマイナスになるか分からないという有権者はどういう投票行動を行うのが最も合理的か。
 答えは「投票しない」ことでしょう。その分の時間や労力を自分にとってより効用の高いほかの何某かの行動に向けるのが、与えられた情報下では最も合理的で賢い選択です。

 現代型の政治的無関心は、情報や知識の不足よりも、むしろその過多によって起こると言われたりするのですが、それってあからさまに誤りだと思うんです。
 不要な情報や知識は山ほど降ってきていても、有権者に「必要な」情報が与えられていない。
 現代型の政治的無関心層の大部分は、これが原因で発生しているんじゃないかと。


 ……と、付け焼刃の知識を微妙に誤りっぽい流用をしてそれらしい意見を書いてみる試み。
 あー、郵政民営化とか三位一体の改革とか、朝日キーワード読んだだけじゃ理解できねー(全然関係ないです)
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by ikapon24 | 2005-07-04 02:53 | 日常