[TRPG論考]地に足がついているとはどういうことか
地に足がついていないとはどういう状態か。
宙を浮いている状態。
空を飛んでいる状態。
すなわち自由、フリーダムである。
ふわふわとしていて落ち着かない。
だからその逆。
地に足がついているとは、不自由を意味する。
もっと厳密に言えば、「適度な不自由」となる。
地に足がついているということが、すなわち、寝たきり老人とイコールなわけではないということだ。
例えば、「世界観」なるものは、プレイヤーに不自由を与えてくれる足枷である。
この足枷が、そのプレイヤーにとって「適度」なものであるかどうか。そのゲームとプレイヤーとの相性を決めるひとつの要因となるだろう。
なんてことを考えたアフタヌーン。